実行委員会ニュースより


2007年11月号

2007年11月号

『和太鼓療育フォーラム2007』

 
今回も、「子どもゆめ基金」の助成事業として開催することになり、多少運営は楽になりましたが、
 
企画も2日間の盛りだくさん!
 それだけに参加者をいっぱい集めなければなりません! 
 みなさまご協力よろしくお願いします。

 【よびかけ】

近年、心身にハンデーをもつ青少年の育成・社会参加を目指し、「積極性」「自主性」「協調性」「自己表現」「身体機能回復・強化」等、『療育』を目的として、和太鼓を使う実践が増えています。
 和太鼓は、「打てば響く」最もシンプル・素朴な楽器であり、その響き(=音・振動)は、心とからだに響き、「誰でも打ってみたくなる」、積極性を引き出してくれます。最近の研究報告では「脳を活性化」させる効果も確認されています。
集団で演奏すれば、お互いの刺激により、楽しさも一層増し、協調性も育ちます。
しかし、このような魅力的な素材(教材)を使っての「療育」活動は、まだまだ発展の途上であり、実践の普及、指導者の育成等が大きな課題です。
そこで、すでに実践している施設・チームの皆さんによる和太鼓の演奏・演技の発表交流の場として、また、これから実践したいと考えている施設、団体・個人の学習の場として、そしてより多くのみなさんに、バリアフリーの和太鼓の世界を理解して頂くために、『和太鼓療育フォーラム』を企画いたしました。
一昨年の第1回開催の際には、NHKテレビ等でも報道され、昨年も参加者から大変好評を頂き、舞台での発表交流は益々活気を帯びてきました。
今回は、1日目に、指導者のための講習を開催。2日目は、ワークショップと「チャレンジコンサート」舞台発表交流会をおこないます。


今回のゲストは

『富岳太鼓』(ふがくだいこ)

富岳太鼓は、日本一の霊峰富士の麓、静岡県殿場市に所在します。設立のきっかけは1977年、社会福祉法人 富岳会の理事長山内令子が法人の施設を利用する知的障害者のセラピーとして、和太鼓に着目したことから始まりました。富岳太鼓は魂を揺さぶる「響き」、鼓動と同調する「リズム」、感情を全身で表現する「躍動」、共に打ち込む「喜び」など、打てば響く太鼓の持つ秘めたる可能性を、独自に開発した和太鼓療育プログラムに効果的に取り入れ、知的障害者のセラピーとして実践しています。そしてその効果は心身多面に表れ、今では障害者のリハビリ テーションや社会自立のトレーニングとしては勿論のこと、障害者の文化・芸術活動にまで広がりをみせ広く海外からも注目を集めています。
富岳太鼓の富岳とは、富士山の別名であり、その名の通り、演奏する曲すべてが富士山にまつわる神話、民話、自然、まつりをテーマとしたものであり、富岳太鼓の代表山内強嗣の作曲によるオリジナルの創作太鼓です。



参加申込みは、チラシ裏面の「申込書」で、FAX・郵送または、Emailでも受け付けます。
詳細は、こちら

【予告】
 第4回『和太鼓療育フォーラム2008』
2008年 12月 6(土)〜7日(日)
国立オリンピック記念青少年総合センター
(予定)
 

 ご一緒に実行委員として、ご協力頂ける方、ご連絡ください!

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