プロ和太鼓奏者として活躍する友野龍士を中心に結成した、 和太鼓奏者3名、篠笛奏者1名のユニットチーム。 ◇「龍鼓未来」は、2019年4月に結成。同年8月ベトナムでの「枯葉剤被害者支援・日越友好コンサート」出演が初舞台となり、多くの障がい者や支援者に勇気と感動を与えています。 2020年東京オリンピック・パラリンピックでの応援演奏や障がい者(チャレンジド)の自立支援はじめ、様々な場面での演奏を予定しています。 個性豊かなメンバーの魂の籠った演奏をお届けします。
◆紹介動画 https://youtu.be/b6W1xuyLlTw

〈メンバープロフィール〉

【第1期メンバー】
◆リーダー・友野龍士(ともの りゅうじ)・和太鼓奏者


知的障がいがありながらも子どもの頃から和太鼓には類稀な才能を発揮し、和楽器のみならず、ジャズバンド・ピアノ・サックス・バイオイン等の奏者と自在にセッションできる能力を持つ。世界的に活躍する指揮者小林研一郎氏率いる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」のスペシャルメンバーとしても活躍している。NHK教育TV(Eテレ)で、彼の成長と活躍の様子がドキュメンタリー番組で2度放映されている。友野龍士の活躍の場は、日本国内のみならず、スイス、ニューヨーク、イタリア、チェコ、スロバキア、台湾など海外での演奏実績も豊富である。
◆山本一(やまもと はじめ)・和太鼓奏者


知的障がいがあるが、小学生から和太鼓を始め、友野龍士に出会ってから、友野を目標に演奏技術を磨き、各地で演奏経験を積んできた。東日本大震災(2011年)後は、被災地での支援演奏にも毎年参加。昨年、「パラフェス2018」に障がい者代表として参加。海外では、フランス、フィンランド、台湾、オランダで演奏実績がある。
◆山本順平(やまもと じゅんぺい)・和太鼓奏者


ダウン症の障がいを持ちながらも、和太鼓教室(TAIKO-LAB)で腕を磨き、教室で出会った仲間たちと演奏経験を積んできた。2013年と2018年には、彼を主役とした「順平コンサート」も行い、持ち前の笑顔と明るいキャラクターで楽しいコンサートを創り上げた。
◆瀬戸洋平(せと ようへい)・しの笛奏者


覚障がいがありながらも、小学校の音楽の授業で和太鼓と篠笛に出会い、以来傍らには常に篠笛1本。 特定のジャンルにとらわれることなく、ソロまたはさまざまなアーティストとユニットを組み、地域の祭り・イベント・ライブハウス・自然の中等で幅広く笛を奏でる。友野龍士と共に4人で結成したチーム「THE J.B.’f(ザ・ジェイビーフ)」が、障がいを持つアマチュアミュージシャンコンテスト「第4回ゴールドコンサート」(2007年)でグランプリ受賞。海外では、ニューヨーク、中国、スペイン、台湾、等でも演奏し、2019年4月に初のオリジナルCD「いちばん星」リリース。
【第2期メンバー】
◆福田篤志(ふくだ あつし)・和太鼓奏者

知的障がいがあるが、こどもの頃から祭囃子の連にも所属し、太鼓を打ってきた。現在は、地域の和太鼓チームでも活躍しつつ、新たな太鼓に挑戦していきたい、と張り切っている。
◆久保かな子(くぼ かなこ)・和太鼓奏者

聴覚障がいがあり、音は聴こえないが、太鼓の振動は身体で感じることができる。そんな和太鼓と踊りも大好き。手話や筆談等でコミュニケーションをとりながら、メンバーと一緒に楽しく叩いて、「笑顔」を届けたい。みんなの夢を叶えたり与えたり出来る人になることが目標。
◆片桐壮大(かたぎり そうた)・和太鼓奏者

知的障がいがあり、中学校で和太鼓と出会い、支援学校高等部でも和太鼓部に所属して活躍、卒業後もOBのチームにも所属して腕を磨いてきた。ハマるとのめり込むタイプの職人気質。
◆若狭陸斗(わかさ りくと)・和太鼓奏者

ウィリアム症候群による知的障がいがある。プロの障がい者和太鼓チームの演奏を観たのが和太鼓を始める切っ掛けであり、目標になった。現在、職業訓練校に通いながら遠距離(千葉県)から稽古に通っている。メンバー最年少。